埼玉医大データサイエンスAI学修プログラムが文科省の同プログラム認定制度で選定

埼玉医科大学全学共通データサイエンスAI学修プログラムが、2023年8月25日付けで文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム（リテラシーレベル）」に認定されました。

21世紀の「読み・書き・そろばん」と言われる「数理・データサイエンス・AI」の基礎を全ての国民が育むことの重要性が高まっています。文部科学省による数理・データサイエンス・AI教育プログラム（リテラシーレベル）認定制度は、大学生等の数理・データサイエンス・AIに関する基礎的な能力を育成する目的で、そのような教育を正規の科目として全学の学生に広く実施する教育プログラムを認定するものです。令和5年度は大学・短期大学・高等専門学校の165件が認定されました。

本学は、数理・データサイエンス・AIは現代の医療に不可欠であるとの認識のもと、令和４年度より「埼玉医科大学全学共通データサイエンスAI学修プログラム」を実施しています。本プログラムは医学部・保健医療学部の両学部共通のプラットフォームで教育を行うものであり、本学における先進的な取り組みの一つです。教育内容は数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアムが取りまとめたリテラシーレベルモデルカリキュラムに則っており、ビッグデータがもたらした社会変革からデータの利活用の方法、データサイエンスおよびAIにおける留意事項などが含まれます。さらに、学部学科の特性に合わせて表計算ソフトの利用法や統計学の基礎も学びます。初年度となった昨年度は、全学で343名が本プログラムを履修しました。

データサイエンスやAIが社会に与える影響は大きく、例えばこの１年間で生成系AIは社会や教育のあり方を変えるほどのインパクトをもたらしています。本学の全学共通データサイエンスAI学修プログラムでは、それらの動向も踏まえて内容を適宜アップデートし、よりよい教育を行ってまいります。

全学共通データサイエンスAI学修プログラムの詳細については以下のページをご覧ください。

https://www.saitama-med.ac.jp/medlinks/dsai/