ヒトiPS細胞を利用したEYS関連網膜色素変性の病態解明

ヒトiPS細胞を利用したEYS関連網膜色素変性の病態解明

2024.04.23
リサーチハイライト

~視細胞変性への光曝露の関与が明らかに~

埼玉医科大学三谷幸之介教授(ゲノム応用医学)らの研究グループは、患者由来の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から3次元網膜オルガノイドを作製して解析することより、光刺激による視細胞の細胞死がEYS関連網膜変性疾患の病態に重要な役割を果たしていることを発見しました。
本研究成果は、未知であったEYS関連網膜変性疾患の病態メカニズムを明らかにするとともに、特定の波長光への暴露を遮断することが治療の選択肢の一つになる可能性を示唆しています。
本論文は科学雑誌『JCI Insight』オンライン版(4月22日付:日本時間4月23日)に掲載されました。
詳細は、下記プレスリリースをご参照ください。