本学大学院医学研究科博士課程学生・看護師の田中亜利砂さんが、介護士のADL評価を簡素化するアプリの研究開発で相次いで最優秀賞受賞
2024.06.27
医学研究科
本学大学院医学研究科博士課程4年で看護師の田中さんは、ADL(Activities of Daily Living:日常生活動作)評価を簡素化するアプリを開発しました。このアプリは、ピクトグラムを用いて、高齢者自身や家族が簡単に日常生活の機能を評価できるように設計されています。これにより、日本人・外国人介護人材の生産性向上に寄与するだけでなく、フレイルの早期発見や重症化予防により、医療介護費削減を講じることが可能になります。
田中さんのプロジェクトは、ただ高齢者の健康を維持するだけでなく、日本を世界一の健幸国にするという壮大なビジョンを持っています。このアプリにより、高齢者がより長く、健康で自立した生活を送ることができるようになります。また、介護が必要になる前に適切な介入ができるため、介護にかかる負担やコストを大幅に削減することが期待されます。
今後は、研究成果を社会実装するために、会社設立を行うそうです。
田中さんのプロジェクトは、ただ高齢者の健康を維持するだけでなく、日本を世界一の健幸国にするという壮大なビジョンを持っています。このアプリにより、高齢者がより長く、健康で自立した生活を送ることができるようになります。また、介護が必要になる前に適切な介入ができるため、介護にかかる負担やコストを大幅に削減することが期待されます。
今後は、研究成果を社会実装するために、会社設立を行うそうです。
大熊インキュベーションセンター起業支援プロジェクトで最優秀賞を受賞(2023年12月13日) |
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2022年7月に開所した大熊インキュベーションセンター(福島県双葉郡大熊町)では、全国の大学院生を中心とする若手研究者と浜通り地域や大熊町の課題をマッチングし、産学連携の起業と大熊への移住を促進するプロジェクト「OIC Cleantech Challenge」を実施しました。成果発表会は2023年12月13日に開催され、3か月間のプロジェクトに参加した6チームが発表を行いました。審査の結果、「ピクトグラムアプリで介護DX」を提案した田中さんが最優秀賞に選ばれました。 |
大阪公立大学「ヘルステックスタートアップ2023」で最優秀賞を受賞(2024年1月20日) |
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田中さんは、大阪公立大学のプログラムの受講生として、大阪公立大学の知見やシーズを活用しながら、ビジネスの組み立て方を実践的に学び、製品・サービス開発に取り組んできました。
2024年1月20日に大阪公立大学で開催された「ヘルステックスタートアップス2023ピッチイベント」において、最優秀賞を受賞しました。 |
本件に関しまして何かございましたら、tanaka.arisa@1972.saitama-med.ac.jp:田中亜利砂までお気軽にご連絡ください。