閉経後骨粗しょう症と体重増加を引き起こす共通メカニズムを解明

閉経後骨粗しょう症と体重増加を引き起こす共通メカニズムを解明

2024.07.22
リサーチハイライト

抗酒薬ジスルフィラムは閉経後骨粗しょう症と体重増加を抑制

閉経後女性では、骨密度の低下と内臓脂肪の増加による体重増加が起こります 。骨密度の低下は、骨折リスクを増大させ、内臓脂肪型肥満は、脂質異常症、メタボリック症候群や女性特有の乳がんなど、さまざまな疾患の発症リスクを上げ ます 。超高齢化社会の健康寿命を伸ばすために、閉経後の骨量減少や肥満の予防は重要な課題で す 。 しかし、閉経後骨粗しょう症の予防や治療に関する研究は多数ありますが、 閉経後の骨量減少と体重増加の両方の共通メカニズムを想定した研究はほどんとありません。
本研究では、閉経後骨粗しょう症モデルである卵巣 摘出マウ ス を用いて 、 閉経後の 骨量減少と体重増加 を引き起こす共通メカニズムを 解明しました。
本研究成果は、Elsevier社「 Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Molecular Basis of Disease」誌に 2024年 6月 26日 (日本時間 に掲載されました。
詳細は、下記プレスリリースをご参照ください。