研 究 活 動 | |
研究方針および研究内容
大学教員にとって,研究を通じて学んだことと教育活動を通じて学生と共に学んだことが原資となり,教育の質を保証する.研究活動に立脚した体験と思索が,講義や実習の場で現れる教員の生命観を醸成する重要な要素と考えている. |
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![]() 米国での研究成果は、 Journal of Neurobiologyに公表されました。この研究は、membrane stripe assayと呼ばれる手法を用いたin vitroの実験です。ハムスター新生児の大脳皮質を組織片として、生後3日と3週の脊髄から抽出した膜分画を交互に縞状に分布させた基質の上で培養すると、大脳皮質から伸び出た軸索は、成熟脊髄の領域を避けて、もっぱら幼若脊髄の膜分画上を伸展しました。(永島) |
![]() タイムラプスビデオ顕微鏡で、脳皮質の軸索成長円錐の動きをモニターすると、成熟脊髄の膜分画に接触したとたんに、成長円錐は伸展を停止し、退縮する、という行動変化を何度も繰り返しました。(永島) |
![]() (永島) |
![]() (永島) |
![]() A : 三次元培養法を用いたin vitro 血管新生モデル.マウス大動脈片をコラーゲンゲル内で包埋培養すると毛細血管様チューブが形成される.
B :
コラーゲンゲル内に埋め込まれた大動脈片(E)
から新生した毛細血管様チューブの位相差顕微鏡写真(右)と蛍光顕微鏡写真(左).毛細血管様チューブは内皮細胞を特異的に染めるトマトレクチンで染色された(左). (藤田(恵)) |
myotube formation. Yaksa antigen localized at sites of prefusion
myocyte - myotube contact. Primary myoblasts expressing GFP(green)
were stained with Yaksa (Red) and Hoechst 33342 (Blue). |
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![]() アカハライモリ原腸胚から単離された予定外胚葉細胞が行う、自律的な細胞運動(ブレッブ形成とその周転運動)と細胞内Ca2+濃度の上昇 形態形成が始まる原腸胚期になると、細胞内Ca2+動員機構が発達して胚細胞は活発に運動するようになる。 (この研究はDevelopment Growth and Differentiation誌の表紙を飾りました。) (高野) |
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![]() グルコーストランスポーターGLUT4は脂肪細胞の表面で、グルコースを細胞内に取り込む働きをもつ。インシュリンによるグルコース取り込みの促進は、細胞内小胞に保管されていたGLUT4が、細胞膜へと移行することによって起こることが知られている。
図はGLUT4小胞が一分間に示した運動の軌跡を表す。微小管に沿って盛んに動き回っていたGLUT4小胞
(左)
は、インシュリン刺激に応じ繋留されて運動を止め
(右)、やがて細胞膜に融合する。 |
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埼玉医科大学に献体された方を用いた以下の研究を実施いたします。 本研究は、埼玉医科大学倫理審査委員会の承認を得て、学長による許可のもと行うものです。 献体された方より得られる情報等の研究への使用についてのお知らせを公開いたします。本研究では、ご遺族の方に追加でご負担をお願いすることはありませんが、対象となる方やご遺族におかれましては、研究の主旨・方法をご理解いただきますようお願い申し上げます。
(各研究課題をクリックすると、研究課題の目的や方法、研究に関するご質問の連絡先など、各研究課題の詳細について記載したPDFファイルをご覧いただけます)
臨床研究
の
オプトアウト
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篤志献体を対象とした研究 >
・研究課題:
手指の近位指節間関節における短いヒモと掌側板の解剖学的関係
(
申請番号:大2023-021 承認日:2023年10月17日, 継続承認:2025年2月25日)
(青字部分をクリックすると添付PDFファイルへ移動します)
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