診療紹介

外来診療:神経内科外来は午前と午後の専門外来と午前のみの一般外来からなっている.専門外来では,脳血管障害,免疫性神経疾患,変性疾患や自律神経疾患,頭痛外来を開設して神経疾患のほぼ全域をカバーし,専門的治療を求める患者のニーズに応えている.また,地域医療との診療連携を密接に行なっているのも当科外来の特徴である.

 1998年1月から1999年12月の一年間の外来初診者数と再来患者数はそれぞれ1967名,33809名であった.
入院診療:集中治療室を含む55+α床を3つのグループに分けてチーム医療を行なっている.当科の特徴は救急部と連係した診療体制をとっており,急性期の脳血管障害や急性増悪した重症筋無力症などの免疫性神経疾患が数多く入院してくる.そのため,これらの患者に対して疾患毎に形成された専門グループが速やかに治療を行なうことにしている.1998年の入院患者数は712人であった.