研究・活動 Study & Activity
臨床検査学科 School of Medical Technology

臨床検査学科 研究・活動内容

小野　公嗣（おの　こうじ）

主な担当科目
人体の構造と機能（構造系）および構造系実習　［臨床検査学科、看護学科、臨床工学科］
資格・学位
准教授、博士（医学）、第一種衛生管理者

研究紹介

専門分野
解剖学
研究テーマ
脾臓形態形成メカニズムにおける杆状内皮細胞の役割
脳内D-アミノ酸の代謝調節機構の解明
研究概要
脾臓で発現しているNR5A1という転写因子の役割の解明を突破口として、脾臓の形態形成メカニズムの一端を明らかにしたいと考えています。また、生体にあるL-アミノ酸の光学異性体であるD-アミノ酸の脳内代謝を調節している機構を探索しています。
著書・学術論文
（著書）
該当なし

（学術論文）
Koji Ono (Corresponding author), Akihiko Yano, Kazunori Ishimura：Effect of peripherally derived steroid hormones on the expression of steroidogenic enzymes in the rat choroid plexus. The Journal of Medical Investigation 68(3, 4): 238-243, 2021

Eiji Notsu, Koji Ono, Sawa Horie, John F. Morris, Kazunori Toida：Double superior venae cavae with absence of the coronary sinus and anomalies of the azygos venous system. Anatomical Science International 95(3): 420-424, 2020

Kazuyoshi Kitaoka, Noriyuki Shimizu, Koji Ono, Sachiko Chikahisa, Madoka Nakagomi, Koichi Shudo, Kazunori Ishimura, Hiroyoshi Séi, Kazuo Yoshizaki：The retinoic acid receptor agonist Am80 increases hippocampal ADAM10 in aged SAMP8 mice. Neuropharmacology 72: 58-65, 2013

Sun Mi Kim, Takashi Sakai, Huy Van Dang, Nam Hoang Tran, Koji Ono, Kazunori Ishimura, Kiyoshi Fukui：Nucling, a novel protein associated with NF-kappa B, regulates endotoxin-induced apoptosis in vivo. Journal of Biochemistry 153(1): 93-101, 2013
所属学会
日本解剖学会、日本生化学会、日本分子生物学会、D-アミノ酸学会
教員からのメッセージ
解剖学用語は、学生のみなさんがこれから泳ぎだしていく医学の世界の指針となるものです。自分のものにするには、まず、定義をきちんと覚えましょう。そのためには、同じ言葉を、回数を重ねて、いろいろな方向から使ってみるのもよいでしょう。わかなければ、いつでもたずねてきてください。