研究・活動 Study & Activity
看護学科 School of Nursing

看護学科 研究・活動内容

櫻庭　奈美（さくらば　なみ）

主な担当科目
成人看護学方法論Ⅲ（がん看護）、パリアティブケア論、成人看護学方法論Ⅳ、
成人看護学概論、成人看護学実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ、看護研究セミナー、実践応用の看護学実習
資格・学位
【資格】准教授　看護師　保健師　/　がん看護専門看護師（日本看護協会資格）　緩和ケア認定看護師（日本看護協会資格）
【学位】博士（看護学）

研究紹介

専門分野
成人看護学、がん看護学
研究テーマ
高齢がん患者に対する疼痛マネジメントに関する研究
研究概要
高齢がん患者が療養を続けていく上で、がん疼痛による苦痛が頻発します。しかし、認知症などにみられるような認知機能障害があることにより、適切な疼痛緩和が受けられていないことが指摘されています。医療者側、とくに看護師が、認知機能障害のある高齢がん患者の疼痛マネジメントをどのように行うか、疼痛緩和につなげるためのアセスメントについて研究しています。
著書・学術論文
【著書】
● 櫻庭奈美、認知症のある高齢がん患者の疼痛マネジメント、臨床 老年看護、日総研、（55～61）、2019年5月
● 櫻庭奈美、EBN 認知症のある高齢がん患者に対する疼痛マネジメント、緩和ケア、青海社、29（6：542～544），2019年11月
● 櫻庭奈美、胆管がん患者に見られる症状とその看護、平成31年度薬剤師継続学習通信教育講座　第5回　胆管がん、一般社団法人日本女性薬剤師会、（17～28）、2019年
● 櫻庭奈美、『プライマリ・ケア看護学』基礎編　Ⅱ．患者と家族のライフステージに応じたヘルスプロモーション　4．虐待：発見と対応　③高齢者虐待と対応（120～129）南山堂、日本プライマリ・ケア連合学会　編　2016.6

【学術論文等】
● 櫻庭奈美、がんと認知症を併せもつ高齢者に対するがん疼痛緩和実践モデルの構築、北海道医療大学大学院　博士論文（1～77）2020年
● 櫻庭奈美、認知機能低下を伴う高齢がん患者に対して看護師が実践するがん疼痛アセスメント、日本がん看護学会誌、（32：109～117）2018年
● 志渡晃一、川勾亜紀奈、櫻庭奈美、米田政葉、スクリーニング手法を用いた国家試験合格予想に関する統計的考案、北海道医療大学看護福祉学部学会誌、13（1：55～57）、2017年
● 櫻庭奈美、認知症のある高齢がん患者に対する看護実践の概観，北海道医療大学看護福祉学部紀要（23：49～58）、2016年
所属学会

日本緩和医療学会、特定非営利法人 ホスピスケア研究会、日本がん看護学会、日本看護研究学会、日本看護科学学会

教員からのメッセージ
医療人に対する社会からの期待は高まるばかりです。社会のニーズに対応できる柔軟な考え方と確実な技術を本学の充実した学習環境のもとで培ってほしいと思います。