利益相反とは


利益相反とは、企業等との関係で有する経済的な利益関係や、企業等での責務と大学における責任とが両立しないなど、
公的研究で必要な公正かつ適正な判断が損なわれていると第三者から懸念が表明されかねない事態を指します。
そして、詳しくは次の2つに分類されます。

1.個人としての利益相反
 職員等が産学連携活動等に伴って有する利益(実施料収入、報酬、未公開株式等) もしくは責務と、本学の職員等としての教育研究に
 関する本務が相反している又は相反しているように見える状況をいいます。
2.組織としての利益相反
 法人が組織的産学連携活動等に伴って得る利益、又は法人の組織的産学連携活動等に伴う責務と、本学の社会的責任が相反している
 又は相反しているように見える状況をいいます。

利益相反があるからといって、それ自体が問題とはみなされません。
利益相反があることを開示し、利益相反を適切に管理していくことが重要です。