埼玉医科大学 学内向 学外向 

教 育

  • 教育の方針
     

     人体を構成する各システムは、身体の内外のダイナミックな変化に対応するよう適切に調節されています。そして、各システムはお互いに関連を持ちながら、全体として統合されて個体の活動を作り上げています。

    統合的な理解
     生理学は、人体のはたらき(機能)とその調節を取り扱う学問であり、統合を重視しています。
     全体をとらえるための大きな柱となるのは、
    (1)分子レベルから個体レベルまでの知識修得と理解、と、
    (2)各システム相互の関係の理解、です。
     本医学部の統合カリキュラムでは構造と機能を一体のものとして学びます。その上で、「学習者の中での統合」が出来てこそはじめて全体像の統合的な理解が得られます。そこには、解剖学、発生学、組織学、遺伝学、生化学、分子生物学などの知見も必須ですし、細胞生物学、さらには、生物学、物理学、化学、統計学も理解をささえる大切な土台となります。つまり、統合的な理解とは、身体全体を意味するのみならず、諸学問領域間の統合でもあります。

    問題解決の探求:リサーチ・マインド
     臨床において病態生理の理解は極めて重要です。正常な人体を理解することなく病的な状態を理解することはできません。将来、医療の現場で新たな問題に遭遇するとき、問題を抽出し、学んだ知識を生かし、その解決に向けて探求することができる。そういう「リサーチ・マインド」を育てることも私たちの目標です。

    ともに学び、考える:師弟同行
     学習するのは、学生さん自身です。私たちは、よい素材を提供し、よりよい学習の仕方を提示します。トコトン付き合います。質問、意見、要望など、どんどん言って下さい。
     リサーチ・マインドを育てるために、いつでも研究室に学生さんを受け入れます。夏期プログラム、通年研究プログラム、あるいはそれ以外でも積極的に生理学の研究室を訪問し、医師としての問題発見・解決能力を身につけていって下さい。

     メールを送って下さい。研究室へ来て下さい。
     待っています。

    教育主任 三輪尚史

  • 生理学の教員が担当している教育


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