学科紹介
多彩な学びで養う、看護専門職としての総合力
埼玉医科大学病院群の看護部との密接な連携を生かし、多様な医療分野がある環境でチーム医療を学びながら高い実践力のある看護職を育てます。

国家試験
合格率
合格率
(2023年度卒実績)
看護師(新卒)
97.5%
※全国平均(新卒)93.2%
保健師(新卒)
100.0%
※全国平均(新卒)97.7%
動画で見る看護学科
看護学科の学びの特長
1.3つの埼玉医科大学病院群の看護部との連携による充実した実習環境
2.多様な医療分野の刺激がある環境でチーム医療を学ぶ
3.師弟同行の学風のもと一人ひとりの成長を丁寧にサポート
2.多様な医療分野の刺激がある環境でチーム医療を学ぶ
3.師弟同行の学風のもと一人ひとりの成長を丁寧にサポート
学科長メッセージ
人間の「生」に寄り添える実践力ある看護職を育成
看護学科 学科長
千田 みゆき

看護学科では3つの大学病院の医師や看護師による講義や演習があり、最新の知識と実践的な技術を学ことができます。また、病院看護部との密接な連携の下、1 年次から段階的に実習が行われます。さらに、医学部との合同科目によって学生時代からチーム医療を学ぶ環境が整っているだけでなく、チーム医療に必要なコミュ ニケーション能力を高めるため、ディスカッションやグループワークなどの学習方法も多く取り入れられています。これらの学びを通して、生命を尊重し他者に寄り添える実践力ある看護職に成長し、将来的には、病院だけでなく福祉や教育分野など、さまざまな場で活躍してほしいと考えています。
看護学科の教育方針
深い人間理解に基づき、看護に求められる社会的使命を遂行し、生涯にわたり看護実践の能
力の研鑽に努めることができる人材を育成する。
力の研鑽に努めることができる人材を育成する。
1.人間の生命に対する深い愛情と畏敬の念を基盤として、高い倫理観と豊かな人間性を涵養すること
1-1.幅広い教養と生命の尊重を基盤とした豊かな人間性を身につける。(教養と人間性)
1-2.医療における看護の倫理的側面を理解し行動できる。(倫理)
1-3.全人的医療、患者さん中心の医療を原点に、病める人の視点で考え、人を思いやる態度をもち、個別性を重視した看護を行うことができる。(医療への姿勢)
2.保健医療に関する国際水準の知識と技術の修得を基本とし、未知の課題を自ら解決する意欲と探究心をもつとともに、自らの能力の限界を知り、生涯にわたり自己の資質の向上に努めること
2-1.医療人に必要とされる基礎医学および臨床医学の基本的知識を身につける。(医学知識)
2-2.多様な保健・医療・福祉の場で活用できる基本的な看護の知識と技術を身につける。(看護知識・技術)
2-3.看護の専門的知識を活用し、科学的根拠に基づいて、身体的、心理的、社会的側面から適切な判断を行うことができる。(根拠を持った看護)
2-4.看護の実践の中から看護研究の課題を発見し、それを発展させることができる。(研究マインド)
2-5.常に自らの能力を点検・評価し、生涯学びつづける姿勢を身につける。(内省・生涯学習)
3.協調性に富んだ社会人として様々な職種の人々と協力し、医療の安全につねに留意するとともに、社会的視点に立って地域の保健医療に積極的に関わることができること
3-1.チーム医療の中で調整・連携の役割を果たすための適切なコミュニケーション能力を身につける。(チーム医療とコミュニケーション能力)
3-2.医療安全管理の重要性を理解し、状況に応じた適切な行動をとることができる。(医療安全管理)
3-3.保健・医療・福祉チームの一員として地域医療に積極的に関わることができる。(地域医療)
1-1.幅広い教養と生命の尊重を基盤とした豊かな人間性を身につける。(教養と人間性)
1-2.医療における看護の倫理的側面を理解し行動できる。(倫理)
1-3.全人的医療、患者さん中心の医療を原点に、病める人の視点で考え、人を思いやる態度をもち、個別性を重視した看護を行うことができる。(医療への姿勢)
2.保健医療に関する国際水準の知識と技術の修得を基本とし、未知の課題を自ら解決する意欲と探究心をもつとともに、自らの能力の限界を知り、生涯にわたり自己の資質の向上に努めること
2-1.医療人に必要とされる基礎医学および臨床医学の基本的知識を身につける。(医学知識)
2-2.多様な保健・医療・福祉の場で活用できる基本的な看護の知識と技術を身につける。(看護知識・技術)
2-3.看護の専門的知識を活用し、科学的根拠に基づいて、身体的、心理的、社会的側面から適切な判断を行うことができる。(根拠を持った看護)
2-4.看護の実践の中から看護研究の課題を発見し、それを発展させることができる。(研究マインド)
2-5.常に自らの能力を点検・評価し、生涯学びつづける姿勢を身につける。(内省・生涯学習)
3.協調性に富んだ社会人として様々な職種の人々と協力し、医療の安全につねに留意するとともに、社会的視点に立って地域の保健医療に積極的に関わることができること
3-1.チーム医療の中で調整・連携の役割を果たすための適切なコミュニケーション能力を身につける。(チーム医療とコミュニケーション能力)
3-2.医療安全管理の重要性を理解し、状況に応じた適切な行動をとることができる。(医療安全管理)
3-3.保健・医療・福祉チームの一員として地域医療に積極的に関わることができる。(地域医療)
看護学科では、ディプロマ・ポリシー(DP)に掲げた各種の目標を達成するため、カリキュラムの編成にあたっては、下記のような工夫をしています。各科目の評価には、学修内容に応じて、筆記試験、レポート、実技試験、観察記録、ルーブリック評価、ポートフォリオなどを用い、全体としての学修成果は、前期末、学年末および4年間のGPAにより評価し、各時期にフィードバックを行います。
1.多様な選択を促す充実した教養科目群の配置(DP1-1に対応)
教養科目として哲学、文学、法学、社会学、倫理学、心理学、教育学、スポーツ科学、情報リテラシー、ドイツ語などの諸科目を配置し、学生の多様な選択を促します。また、ジェンダー学、カウンセリング論など看護学科独自の選択科目も開講しています。英語では、専任教員およびネイティブスピーカーを含む非常勤教員により、20-30人程度の小クラス構成での英語教育を実践し、医学的内容も加味した質の高い英語教育を目指します。
2.看護専門職としての態度・習慣を涵養する少人数教育(DP1-2、1-3、2-5、3-1~3-3に対応)
1年次から段階的に行う少人数での問題発見・解決型、かつ双方向・討論型授業として、“医療の基本Ⅰ、Ⅱ”を開講しています。内容は医の倫理、患者・家族と医療人の関係、医療安全管理などで構成され、1グループ6-7名の小グループ学習を通じて、医療系の専門職として身につけるべき基本的な態度・習慣を能動的に学びます。また、看護学科ではこれに加えて、看護におけるコミュニケーション論、病むことの心理などの演習科目を用意しています。
3.統合カリキュラムによる基礎医学教育および臨床医学教育の充実(DP2-1に対応)
基礎医学教育や臨床医学教育に関しては、解剖学、生理学、生化学を統合的に学ぶ“人体の構造と機能Ⅰ~Ⅲ”、さらに臨床医学を臓器・機能別に統合した“疾病の成り立ちⅠ~Ⅲ” などを通じて、医療人としての最低限の医学知識を身につけるよう工夫しています。
4.学内演習の強化と臨床現場における実習の重視(DP2-2、3-1~3-3に対応)
臨床現場における実習の準備教育として、学内では各種の演習を通じて看護技術の体得を図り、本学の教育病院としての大学病院、総合医療センター、国際医療センターの3病院および学外諸施設における臨地実習に生かしています。
5.卒業研究(DP2-4に対応)
看護研究セミナーを通じて、指導教員のもとで個別のテーマについて問題を自ら発見し解決する能力を養い、論文作成の基礎を学ぶとともに、研究者の視点をもった医療人として活動できる素地を養います。
6.専門科目の充実(DP2-2~2-5、3-1~3-3に対応)
専門科目としては、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護学、地域看護学の各領域に関する講義、演習および臨地実習や実践応用の看護学実習に加えて、ケアの質向上のための看護学として、感染看護学、家族看護学、看護過程論、看護管理学、国際看護論、看護倫理、看護研究概論、看護研究セミナーなどの科目を配し、問題解決能力や研究的・科学的判断力およびそれに基づいた実践能力をより高めていくことを目指しています。
1.多様な選択を促す充実した教養科目群の配置(DP1-1に対応)
教養科目として哲学、文学、法学、社会学、倫理学、心理学、教育学、スポーツ科学、情報リテラシー、ドイツ語などの諸科目を配置し、学生の多様な選択を促します。また、ジェンダー学、カウンセリング論など看護学科独自の選択科目も開講しています。英語では、専任教員およびネイティブスピーカーを含む非常勤教員により、20-30人程度の小クラス構成での英語教育を実践し、医学的内容も加味した質の高い英語教育を目指します。
2.看護専門職としての態度・習慣を涵養する少人数教育(DP1-2、1-3、2-5、3-1~3-3に対応)
1年次から段階的に行う少人数での問題発見・解決型、かつ双方向・討論型授業として、“医療の基本Ⅰ、Ⅱ”を開講しています。内容は医の倫理、患者・家族と医療人の関係、医療安全管理などで構成され、1グループ6-7名の小グループ学習を通じて、医療系の専門職として身につけるべき基本的な態度・習慣を能動的に学びます。また、看護学科ではこれに加えて、看護におけるコミュニケーション論、病むことの心理などの演習科目を用意しています。
3.統合カリキュラムによる基礎医学教育および臨床医学教育の充実(DP2-1に対応)
基礎医学教育や臨床医学教育に関しては、解剖学、生理学、生化学を統合的に学ぶ“人体の構造と機能Ⅰ~Ⅲ”、さらに臨床医学を臓器・機能別に統合した“疾病の成り立ちⅠ~Ⅲ” などを通じて、医療人としての最低限の医学知識を身につけるよう工夫しています。
4.学内演習の強化と臨床現場における実習の重視(DP2-2、3-1~3-3に対応)
臨床現場における実習の準備教育として、学内では各種の演習を通じて看護技術の体得を図り、本学の教育病院としての大学病院、総合医療センター、国際医療センターの3病院および学外諸施設における臨地実習に生かしています。
5.卒業研究(DP2-4に対応)
看護研究セミナーを通じて、指導教員のもとで個別のテーマについて問題を自ら発見し解決する能力を養い、論文作成の基礎を学ぶとともに、研究者の視点をもった医療人として活動できる素地を養います。
6.専門科目の充実(DP2-2~2-5、3-1~3-3に対応)
専門科目としては、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護学、地域看護学の各領域に関する講義、演習および臨地実習や実践応用の看護学実習に加えて、ケアの質向上のための看護学として、感染看護学、家族看護学、看護過程論、看護管理学、国際看護論、看護倫理、看護研究概論、看護研究セミナーなどの科目を配し、問題解決能力や研究的・科学的判断力およびそれに基づいた実践能力をより高めていくことを目指しています。
看護師になるためには、「病むことのつらさ」をともに実感できる力を養うとともに、一人ひとりの人に心からの関心を寄せて、人と関わることの意味を理解していくことが大切です。また、人間の身体や心について確かな知識を身につけていこうという意志を持ち、病む人に安心していただける心と技をみがく努力が必要です。高校では本をたくさん読み、人や人の心について考え、国語・英語などで語学力や論理的思考力をみがき、理科系の科目( 生物、化学、物理、数学)をしっかりと勉強し、大学で学ぶ医学知識や看護学の学習を受け入れる基盤をつくっておくことが大切です。
免許・資格
取得可能な資格
看護師国家試験受験資格保健師国家試験受験資格(選択者のみ)
※保健師国家試験合格後、申請により養護教諭二種免許と国家資格の第一種衛生管理者が取得できます。
卒業後の進路
- 病院などの医療施設の看護師・保健師
- 保健所などの行政機関
- 訪問看護ステーション
- 教育者・研究者としての職場
- 学校(養護教諭)など