学科紹介
リハビリとメンタルケア、
両面をサポートできる人材に
両面をサポートできる人材に
理学療法は疾患に伴う予防・改善をはじめ、高齢者の健康増進、スポーツ障害の予防・回復など多岐にわたります。実践的なカリキュラムで身体の回復を助けるプロを目指します。

国家試験
合格率
合格率
(2024年度卒実績)
理学療法士(新卒)
100.0%
※全国平均(新卒)95.2%
動画で見る理学療法学科
理学療法学科の学びの特長
1.3つの埼玉医科大学病院群と連携し、臨床実習をはじめ充実した実務教育を実現
2.臨床現場で行う体験実習を1年次の早期から実施
3.スポーツ現場研修などさまざまな体験ができる課外プログラムを用意
2.臨床現場で行う体験実習を1年次の早期から実施
3.スポーツ現場研修などさまざまな体験ができる課外プログラムを用意
学科長メッセージ
専門家の下で臨床経験を積み、多様化する理学療法の可能性を拓く
理学療法学科 学科長高倉 保幸

理学療法士の仕事は近年多様化しています。大学病院のような大規模な医療機関と地域の病院や診療所では、患者さんの状態やニーズが異なり、それに伴って実際に行う理学療法の内容も大きく異なります。また、理学療法士は患者さんと接する時間が長いため、相手の悩みや不安を理解し、一人ひとりに寄り添う資質が不可欠です。本学科にはさまざまな領域で日本の理学療法を牽引している教員が多数在籍しており、多様な知識と技術の修得に加え、自分が興味を持った分野について深く研究できます。さらに歴史ある埼玉医科大学では、協力してくれる臨床実習病院が多数あり、特色の異なる病院や医療機関で実習経験を積むことで、豊かな人間性と見識を備えた人材を育成しています。
理学療法学科の教育方針
専門的な高い知識と技術を備え、国際的水準を満たした理学療法サービスを提供できる理学療法士を育成する。
1.人間の生命に対する深い愛情と畏敬の念を基盤として、高い倫理観と豊かな人間性を涵養すること
1 - 1 幅広い教養と生命の尊重を基盤とした豊かな人間性を身につける。( 教養と人間性)
1 - 2 医療における理学療法の役割、とくにその倫理的側面を理解し行動できる。( 倫理)
1 - 3 全人的医療、患者さん中心の医療を原点に、患者さんを思いやり、病める人の視点で考える態度をもち、 個別性を重視した理学療法を行うことができる。( 医療への姿勢)
2.保健医療に関する国際水準の知識と技術の修得を基本とし、未知の課題を自ら解決する意欲と探究心をもつとともに、自らの能力の限界を知り、生涯にわたり自己の資質の向上に努めること
2- 1 医療人に必要とされる基礎医学および臨床医学の基本的知識を身につける。(医学知識)
2- 2多様な臨床現場で実践可能な基本的な理学療法の知識と技術を身につける。(知識・技術)
2- 3患者さんの身体的、心理的問題を解決するために、専門的知識を活用し、科学的根拠をもった適切な判断ができる。( 根拠をもった看護)
2- 4 理学療法の実践の中から理学療法研究の課題を発見し、それを発展させることができる。( 研究マインド)
2- 5常に自らの能力を点検・評価し、生涯学びつづける姿勢を身につける。(内省・生涯学習)
3.協調性に富んだ社会人として様々な職種の人々と協力し、医療の安全につねに留意するとともに、社会的視点に立って地域の保健医療に積極的に関わることができること
3- 1チーム医療の中で調整・連携の役割を果たすための適切なコミュニケーション能力を身につける。( チーム医療とコミュニケーション能力)
3- 2医療安全管理の重要性を理解し、状況に応じた適切な行動をとることができる。(医療安全管理)
3- 3保健・福祉・医療チームの一員として地域医療に積極的に関わることができる。(地域医療)
1 - 1 幅広い教養と生命の尊重を基盤とした豊かな人間性を身につける。( 教養と人間性)
1 - 2 医療における理学療法の役割、とくにその倫理的側面を理解し行動できる。( 倫理)
1 - 3 全人的医療、患者さん中心の医療を原点に、患者さんを思いやり、病める人の視点で考える態度をもち、 個別性を重視した理学療法を行うことができる。( 医療への姿勢)
2.保健医療に関する国際水準の知識と技術の修得を基本とし、未知の課題を自ら解決する意欲と探究心をもつとともに、自らの能力の限界を知り、生涯にわたり自己の資質の向上に努めること
2- 1 医療人に必要とされる基礎医学および臨床医学の基本的知識を身につける。(医学知識)
2- 2多様な臨床現場で実践可能な基本的な理学療法の知識と技術を身につける。(知識・技術)
2- 3患者さんの身体的、心理的問題を解決するために、専門的知識を活用し、科学的根拠をもった適切な判断ができる。( 根拠をもった看護)
2- 4 理学療法の実践の中から理学療法研究の課題を発見し、それを発展させることができる。( 研究マインド)
2- 5常に自らの能力を点検・評価し、生涯学びつづける姿勢を身につける。(内省・生涯学習)
3.協調性に富んだ社会人として様々な職種の人々と協力し、医療の安全につねに留意するとともに、社会的視点に立って地域の保健医療に積極的に関わることができること
3- 1チーム医療の中で調整・連携の役割を果たすための適切なコミュニケーション能力を身につける。( チーム医療とコミュニケーション能力)
3- 2医療安全管理の重要性を理解し、状況に応じた適切な行動をとることができる。(医療安全管理)
3- 3保健・福祉・医療チームの一員として地域医療に積極的に関わることができる。(地域医療)
理学療法学科では、ディプロマ・ポリシー(DP)に掲げた各種の目標を達成するため、カリキュラムの編成にあたっては、下記のような工夫をしています。各科目の評価には、学修内容に応じて、筆記試験、レポート、実技試験、観察記録、ルーブリック評価などを用い、全体としての学修成果は、前期末、学年末および4年間のGPAにより評価し、各時期にフィードバックを行います。
1.多様な選択を促す充実した教養科目群の配置(DP1-1に対応)
教養科目として哲学、社会学、心理学、スポーツ科学、情報リテラシー、自然科学、ドイツ語などの諸科目を配置し、学生の多様な選択を促します。英語では、専任教員およびネイティブスピーカーを含む非常勤教員により、20人程度の小クラス構成での英語教育を実践し、医学的内容も加味した質の高い英語教育を目指します。
2.医療専門職としての態度・習慣を涵養する少人数教育(DP1-2、1-3、2-5、3-1~3-3に対応)
1年次から段階的に行う少人数での問題発見・解決型、かつ双方向・討論型授業として、“医療の基本Ⅰ~Ⅲ”を開講しています。内容はコミュニケーションの基礎、医の倫理、患者・家族と医療人の関係、医療安全管理などで構成され、1グループ6-7名の小グループ学習を通じて、医療系の専門職として身につけるべき基本的な態度・習慣を能動的に学びます。
3.統合カリキュラムによる基礎医学教育および臨床医学教育の充実(DP2-1に対応)
基礎医学教育や臨床医学教育に関しては、解剖学、生理学、生化学を統合的に学ぶ“人体の構造と機能Ⅰ~Ⅱ”、さらに臨床医学を臓器・機能別に統合した“疾病の成り立ちⅠ~Ⅲ”などを通じて、医療人としての最低限の医学知識を身につけるよう工夫しています。
4.学内演習の強化と臨床現場における実習の重視(DP2-2、3-1~3-3に対応)
臨床現場における実習の準備教育として、学内では各種の演習を通じて理学療法技術の体得を図り、本学の教育病院としての大学病院、総合医療センター、国際医療センターの3病院および学外諸施設における臨地実習に生かしています。
5.卒業研究(DP2-4に対応)
卒業研究セミナーを通じて、指導教員のもとで個別のテーマについて問題を自ら発見し解決する能力を養い、論文作成の基礎を学ぶとともに、 研究者の視点をもった医療人として活動できる素地を養います。
6.専門科目の充実(DP2-2~2-5、3-1~3-3に対応)
専門科目として理学療法学概論、基礎理学療法学、臨床運動学などの基礎理学療法学関連の諸科目、機能能力診断学などの理学療法評価学、筋・骨格系、神経・筋系、中枢神経系、心肺系の各領域にわたる理学療法学、物理療法学、日常生活活動学、義肢装具学、筋・骨格系および中枢神経系徒手技術学、理学療法機器技術学、運動療法学などの理学療法治療学、地域理学療法学および臨床実習を配置しています。
1.多様な選択を促す充実した教養科目群の配置(DP1-1に対応)
教養科目として哲学、社会学、心理学、スポーツ科学、情報リテラシー、自然科学、ドイツ語などの諸科目を配置し、学生の多様な選択を促します。英語では、専任教員およびネイティブスピーカーを含む非常勤教員により、20人程度の小クラス構成での英語教育を実践し、医学的内容も加味した質の高い英語教育を目指します。
2.医療専門職としての態度・習慣を涵養する少人数教育(DP1-2、1-3、2-5、3-1~3-3に対応)
1年次から段階的に行う少人数での問題発見・解決型、かつ双方向・討論型授業として、“医療の基本Ⅰ~Ⅲ”を開講しています。内容はコミュニケーションの基礎、医の倫理、患者・家族と医療人の関係、医療安全管理などで構成され、1グループ6-7名の小グループ学習を通じて、医療系の専門職として身につけるべき基本的な態度・習慣を能動的に学びます。
3.統合カリキュラムによる基礎医学教育および臨床医学教育の充実(DP2-1に対応)
基礎医学教育や臨床医学教育に関しては、解剖学、生理学、生化学を統合的に学ぶ“人体の構造と機能Ⅰ~Ⅱ”、さらに臨床医学を臓器・機能別に統合した“疾病の成り立ちⅠ~Ⅲ”などを通じて、医療人としての最低限の医学知識を身につけるよう工夫しています。
4.学内演習の強化と臨床現場における実習の重視(DP2-2、3-1~3-3に対応)
臨床現場における実習の準備教育として、学内では各種の演習を通じて理学療法技術の体得を図り、本学の教育病院としての大学病院、総合医療センター、国際医療センターの3病院および学外諸施設における臨地実習に生かしています。
5.卒業研究(DP2-4に対応)
卒業研究セミナーを通じて、指導教員のもとで個別のテーマについて問題を自ら発見し解決する能力を養い、論文作成の基礎を学ぶとともに、 研究者の視点をもった医療人として活動できる素地を養います。
6.専門科目の充実(DP2-2~2-5、3-1~3-3に対応)
専門科目として理学療法学概論、基礎理学療法学、臨床運動学などの基礎理学療法学関連の諸科目、機能能力診断学などの理学療法評価学、筋・骨格系、神経・筋系、中枢神経系、心肺系の各領域にわたる理学療法学、物理療法学、日常生活活動学、義肢装具学、筋・骨格系および中枢神経系徒手技術学、理学療法機器技術学、運動療法学などの理学療法治療学、地域理学療法学および臨床実習を配置しています。
理学療法学科では、科学的な知識と技術に裏付けられた理学療法を行うことで社会に貢献できる理学療法士の育成を目指しています。そのため、高等学校では大学での学習の基礎となる科目に関心を持ち、学習しておくことが大切です。 具体的には、大学で学ぶ人体の構造と機能、運動学、理学療法学などの基礎として、数学、物理、化学、生物等の理系科目と、豊かな表現力と国際的な情報収集力を高めるために、国語、英語を勉強しておくことが望まれます。
免許・資格
取得可能な資格
理学療法士国家試験受験資格卒業後の進路
医療施設(病院、各リハビリテーション施設)保健・福祉関連(市町村などの行政機関、障害者施設、介護老人保健施設)
教育関連(理学療法士養成施設)
その他(通所や訪問などの在宅リハビリテーション)など