感染症科・感染制御科

感染症科・感染制御科
Department of Infectious Disease and Infection Control
総合病院としての特色を活かし
さまざまな感染症に対する診療、支援を行っています。
SNSアカウントによる情報発信も行っておりますので、よろしくお願いします。
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NEWS
診療部長ご挨拶
こんにちは。感染症科・感染制御科 樽本憲人です。
私たちの診療科は、旧第1内科の感染症チームを中心としたメンバーにより結成され、以降前崎繁文教授がリーダーシップをとられてまいりましたが、この度私が診療部長を拝命いたしました。
「感染症科」としては、HIVを中心に、結核、寄生虫、マラリアほか渡航者感染症、新型コロナウイルス感染症後遺症などの外来診察を担当しております。特に、当院はエイズ診療拠点病院に指定されており、新しい治療の選択肢を患者さんにご提示させていただくとともに、HIVサポートチームを組織し、患者さんとともによりよい診療を目指してまいります。
また、「感染制御科」としては、感染対策室と連携して、院内感染の制御や入院患者さんの感染症治療の適正化などを、日々取り組んでまいります。新型コロナウイルス感染症の流行初期においては、近隣の医療機関とも連携しながら発熱外来・病棟診療だけではなく感染対策にもあたってまいりました。今後も、数年から数十年後に、新型コロナウイルス感染症のようなパンデミックが発生しうると想定されていますが、その場合にも、安心していただける医療を提供できるよう、計画、訓練などに取り組んでまいります。
もし感染症でお困りのことがございましたら、ご相談ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。
私たちの診療科は、旧第1内科の感染症チームを中心としたメンバーにより結成され、以降前崎繁文教授がリーダーシップをとられてまいりましたが、この度私が診療部長を拝命いたしました。
「感染症科」としては、HIVを中心に、結核、寄生虫、マラリアほか渡航者感染症、新型コロナウイルス感染症後遺症などの外来診察を担当しております。特に、当院はエイズ診療拠点病院に指定されており、新しい治療の選択肢を患者さんにご提示させていただくとともに、HIVサポートチームを組織し、患者さんとともによりよい診療を目指してまいります。
また、「感染制御科」としては、感染対策室と連携して、院内感染の制御や入院患者さんの感染症治療の適正化などを、日々取り組んでまいります。新型コロナウイルス感染症の流行初期においては、近隣の医療機関とも連携しながら発熱外来・病棟診療だけではなく感染対策にもあたってまいりました。今後も、数年から数十年後に、新型コロナウイルス感染症のようなパンデミックが発生しうると想定されていますが、その場合にも、安心していただける医療を提供できるよう、計画、訓練などに取り組んでまいります。
もし感染症でお困りのことがございましたら、ご相談ください。どうぞよろしくお願い申し上げます。

樽本 憲人 TARUMOTO, Norihito
診療内容・専門分野
感染症診療について
当院は、埼玉県において 1 類感染症および2類感染症の診療を行うことのできる医療機関(第一種・第二種指定医療機関)です。また、結核モデル病床も指定されており、合併症を持つ結核患者を受け入れることも行っております。さらに、エイズ診療拠点病院として1990年代よりHIV/エイズ診療を担っており、HIVサポートチーム(HST)を結成し、埼玉県の中央から西部を中心とした医療圏において数多くの感染症を診療してきた実績があります。感染症科外来では、主に、近隣の医療機関や院内から紹介された以下の疾患に対して診療、支援を行っています。渡航前のワクチン接種等も可能です(詳細はこちら)。
また、2020年初頭より国内外で大きな問題となっております新型コロナウイルス感染症におきましては、小児・精神・産婦人科を有する総合病院としての特色を生かし、多くの診療科と共に診療にあたっており、近隣はもとより、県内から多くの患者さんの入院相談に応じてきました(これまでのコロナ対応の軌跡(写真)はこちら)。1,500 名以上の患者を受け入れており、地域の医療機関の中心的な役割を担うべく、日々診療を行っております。 また、COVID-19罹患後症状の方の外来診療も行っております。
また、中央検査部や微生物学教室とも共同で研究を多数行っており、高度な医療を行う大学病院の講座として医学に貢献しています。
また、2020年初頭より国内外で大きな問題となっております新型コロナウイルス感染症におきましては、小児・精神・産婦人科を有する総合病院としての特色を生かし、多くの診療科と共に診療にあたっており、近隣はもとより、県内から多くの患者さんの入院相談に応じてきました(これまでのコロナ対応の軌跡(写真)はこちら)。1,500 名以上の患者を受け入れており、地域の医療機関の中心的な役割を担うべく、日々診療を行っております。 また、COVID-19罹患後症状の方の外来診療も行っております。
また、中央検査部や微生物学教室とも共同で研究を多数行っており、高度な医療を行う大学病院の講座として医学に貢献しています。
感染制御について
一方で、当教室は「感染症科」だけでなく、病院感染に対するインフェクションコントロールを担当する「感染制御科」もあわせて標榜している、国内で数少ない大学の講座です。感染対策室とともに感染制御を行っており、次の2つのチームをつくり対応しています。- 耐性菌を拡げない対策を実践するチーム(感染制御チーム:Infection Control Team:ICT)
- 感染症を発症した患者が適切な抗菌薬治療を受けられるよう、他の診療科を支援するチーム (抗菌薬適正使用推進チーム:Antimicrobial Stewardship Team:AST)
研究について
当教室では、研究も盛んに行っています。主に臨床から検出される細菌などを対象に解析し、学会発表や論文報告することで、医学に貢献しています。主な疾患
- HIV感染症
- 梅毒などの性感染症
- 寄生虫感染症
- 肺結核、肺外結核
- 輸入感染症
- 薬剤耐性菌感染症、難治性感染症
- 深在性真菌感染症
- 新興感染症
主な症状
原因のわからない発熱、体重減少、皮疹などをはじめ、感染臓器に由来する様々な症状があります。
病気の説明と治療方法
感染症全般
症状
感染臓器に由来する様々な症状があります
HIV感染症
症状
発熱、下痢、倦怠感、風邪のような症状(のどの痛み、咳、筋肉痛)、呼吸困難感、皮疹など
輸入感染症
症状
発熱、下痢、皮疹、関節痛、頭痛など
結核
症状
2週間以上続く発熱、咳、血痰、体重減少、倦怠感など
薬剤耐性菌、院内感染対策
症状
感染臓器に由来する様々な症状があります
情報発信サイト
下記サイトにて、当科より感染症に関わるニュースを解説・発信しておりますので、ご覧ください。