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- インタビュー03

研修医の 本音白書

A先生
3病院自由選択プログラム
東京大学出身
埼玉医科大学病院を選んだ理由
出身である埼玉県で初期研修を行いたいと思い、県内で研修先を探していました。なるべく沢山の症例を経験したいと考えていましたが、いわゆる市中病院では指導医の人数が少なく偏った指導を受けることになるのではという懸念がありました。埼玉医科大学病院は大学病院であり指導医の数が多く指導体制がしっかりと確立されています。一方で埼玉西部の中核病院でありcommon diseaseも含め多様な症例が集まります。この病院なら自分の考える理想の研修ができると思い、志望しました。

埼玉医科大学病院での病院見学の感想
複数の病院を見学しましたが、その中でも最も熱意を持って患者の診療に取り組んでいる印象を受けました。患者の病気に対する治療をするだけではなく様々な背景因子も考慮し、患者に一番必要な治療が何かを全員で考える姿に感銘を受けました。また医師、看護師、薬剤師、栄養士など他職種が垣根なくコミュニケーションをとっている姿も印象的でした。

埼玉医科大学病院での研修の感想
どの診療科の研修でも指導医の先生、及びコメディカルの方々より非常に優しく、かつ丁寧にご指導いただいております。診療方針の決定に関して主体的に参加することができ、日常の病棟管理に関しては多くを任せてくれています。また自分の直接の指導医以外の先生でも困ったことがあればいつでも相談することができ非常に助かっています。どの診療科でも非常に楽しく勉強させていただいております。
将来の目標を教えてください
当院の総合診療内科に入職し、初期診療から重症患者の全身管理まで幅広く担うことのできる医師になることを目標としています。同時に研究活動も進めており、最終的には少しでも多くの人が自宅で生活をしながら十分な医療を受け、最期まで家で過ごせるような社会とシステムを構築できるように目指しております。
医学生へのメッセージ
皆様の中には自身の将来像がまだ十分には描けていない方も多くいらっしゃると思います。埼玉医科大学病院には沢山の出会いがあります。大学病院と市中病院のメリットを兼ね揃えている当院での研修を通じて、きっと将来なりたい医師像が見えてくると思います。一人でも多くの皆様と一緒に働くことのできる日を楽しみにしております。まずは見学からでも是非いらっしゃってください。お待ちしております。
研修医の1日
7:30 |
病棟回診 | チーフレジデントを中心に病棟患者全員の回診をします。担当患者の簡単なプレゼンを行い、スタッフ全員で状態を確認します。 |
8:15 | 全体カンファレンス
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その日の予定手術や前日の緊急手術及び入院に関してプレゼンします。先生方のご指摘を参考にしつつ方針を決定します。
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9:00 | 手術
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基本的には担当患者の第一助手として入ります。虫垂炎や胆嚢炎の場合には執刀を任せていただけることもあります。 |
15:00 | 病棟業務 | 病棟の患者の明日以降のオーダーや、状態に変化がないかを確認します。 |
17:30 | 病棟カンファレンス | 担当患者のプレゼンを行い、明日以降の方針を確認し合います。また治療方針に関して問題がないか検討します。 |
18:30 | 病棟業務、明日以降の準備
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やり残した病棟業務を行い、明日以降の手術やプレゼンの準備をします。 |
19:00 | 帰宅 |