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- インタビュー04

研修医の 本音白書

O先生
総合医育成広域連携病院自由選択プログラム
埼玉医科大学出身
埼玉医科大学病院を選んだ理由
大学病院らしい専門性の高い症例から、地域の中核病院としてコモンな症例まで幅広く経験できることに魅力を感じました。また、学生実習を通して診療科を問わず、優しく教育熱心な先生が多いことも魅力でした。さらには3年目以降も埼玉医科大学病院で内科医として勤務する予定であったことから、初期研修医の2年間で顔の見える人間関係を構築しておきたいという思いもありました。

埼玉医科大学病院での病院見学の感想
教育を大切にする風土のある病院であると感じました。様々な診療科で実習を行いましたが、教授から専攻医の先生まで屋根瓦式の教育を大切にされており、定期開催のクルズスから症例に応じたミニレクチャーまで幅広い知識を得る機会がありました。医師国家試験に向けてだけでなく、研修医となってからも使える実践的な知識を臨床現場で学ぶことができました。

埼玉医科大学病院での研修の感想
学生時代に想像していた以上に充実した研修を送れていると感じます。3病院の診療科を自由に選択でき、2年目の地域研修も北海道から沖縄まで幅広い選択肢があります。自由選択プログラムではさらに他大学での研修も選択できます。将来のキャリアをイメージしながら自分なりの研修を組めることが最大の魅力であると感じています。
将来の目標を教えてください
まずは一般内科医として幅広い知識と臨床経験を積み、さらに脳神経内科を専門として自分なりの強みをもつことが医師としての第一目標です。そして最終的には『広告代理店勤務経験のある医師』という自分にしかないバッググラウンドを活かしながら医師として世の中にメッセージを発信する役割を担っていきたいと考えています。
医学生へのメッセージ
学生時代は次々に迫ってくる試験や実習の毎日で将来の目標を見失いそうになる瞬間があるかもしれません。私も皆さんと同じように勉強勉強の毎日で辛くなる場面があります。しかし、医学生や研修医時代に得た知識や経験は全て医師としての土台になるはずです。そしてそれが将来、患者さんを救う一助になると確信しています。このメッセージを読んで下さっている先生方と将来一緒に働ける日を楽しみにしています。
研修医の1日
8:00 | 全体カンファレンス
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1週間の新規入院症例と相談症例について、プレゼンテーションを行います。現在の問題点や今後の検査や治療方針の共有を行います。 |
9:00 | 病棟業務
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担当患者の前日からの変化、当日の検査などについてカルテ確認・記載を行い、上級医とともに回診を行います。また、当日の新規入院患者について情報収集と各種オーダーを行います。 |
13:00 | 教授回診 | 脳神経内科の全入院患者について教授や指導医、上級医とともに回診を行います。研修医は担当患者のショートプレゼンテーションを行います。 |
15:00 | 新規入院患者の問診・診察 | 新規入院患者の問診や診察を行います。特に脳神経内科では病歴聴取や身体診察が重要であり、上級医の問診技術や神経診察手技を学ぶ貴重な機会です。 |
17:00 | 抄読会・予演会 | 臨床推論形式での症例提示や最新論文の共有、学会発表の予演会などを行います。聴講するだけでなく、研修医も積極的にディスカッションに参加します。 |