本音白書背景

研修医の 本音白書

voice05-01
I先生
総合医育成広域連携プログラム
山形大学出身
埼玉医科大学病院を選んだ理由
埼玉医科大学病院を選んだきっかけは総合医育成広域連携プログラムという珍しいプログラムがあったからです。このプログラムはいわゆる“たすき”とは異なり、プログラム上に記載のある7つの大学の中の全診療科の中から研修を希望する診療科を最大3か月3病院まで指定することができます。同じ診療科であっても大学、病院ごとに得意とする分野、研究は大きく異なります。各分野の権威ある先生方の下、最先端の医学を学べる本プログラムは比類のないものと考え志望しました。
voice05-03
埼玉医科大学病院での病院見学の感想
2日間、2つの診療科の見学をしました。外来、初療の見学や、病棟回診に参加させていただき、病院の雰囲気や自分が実際に働く様を具体的にイメージすることができました。また当時の研修医の先生や、同じ山形大卒の先生とお話する時間もいただき、埼玉医科大学病院で研修することの良さや、日程的に見学することのできなかった診療科の特徴などを教えていただきました。また研修医室も見学し、研修医同士の雰囲気など実際の見学でしか得ることのできない貴重な時間を過ごすことができました。
voice05-04
埼玉医科大学病院での研修の感想
当院は自分も含め他大学出身の研修医も半分近く在籍しており、出身大学に関係なく和気藹々とした雰囲気の中、日々研修を行っております。連絡会という研修医の意見を病院長を始めとする先生方に伝えられる機会も設けられており、大学病院でありながら非常に風通しの良い病院であると感じております。
また診療に関してもCommon diseaseから専門性の高い疾患までvariationに富んでおり、多くを学ぶことができます。機会があれば学会発表や、上級医の研究に参加することもでき、最先端の医学に触れることもでき、非常に充実度の高い研修であると感じております。
将来の目標を教えてください
医学的探究心を持ち続ける医師になりたいと考えております。学会でご高名な先生が臨床で生じた疑問点を頭の片隅で覚えておくと、学会や講演会のふとした際に一気に解決することがあると、おっしゃっていました。私は調べても答えの出ない臨床疑問にぶつかったことはまだありませんが、治療法に難渋し、複数の論文を読んで上級医とともに治療法について検討したことはありました。今後臨床を行っていく中で、すぐには解決できない大きな壁にぶつかることもあるかと思います。その際はこの言葉を思い出し、良い治療法がないか考え続け、探求心をこれからも忘れないようにしたいと考えております。
医学生へのメッセージ
医学生の皆様は何処の病院でどんな研修をすべきなのか大いに悩んでいることと思います。病院の規模の大小、研修医数、指導医数、病床数、病院・スタッフの雰囲気など研修病院にはそれぞれに特徴があり、良さがあります。2年間を如何様に過ごしたいかは人により異なるため、多くの病院を実際に見学して自分にマッチする病院を選ぶことが研修の2年間を有意義に過ごす一要素になると感じております。
当院もこの紹介文だけでは説明仕切れない魅力がまだまだありますので、是非一度見学にお越しいただき、当院での研修を一考いただけますと幸いです。
研修医の1日
8:30
カンファ/手術(1件目) 担当患者さんの経過を説明したり、患者さんの今後の方針について検討したりします。
10:00 病棟回診/外来見学
術後患者さんや、外来患者さんの処置を上級医と一緒に行います。
11:30 手術
昼食
12:30 手術(2件目) 助手として手術に参加します。場合によっては簡単な手技を行ったりします。
15:00 手術(3件目) 同様に助手として手術に参加します。
17:30 終了