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- インタビュー06

研修医の 本音白書

N先生
総合医育成広域連携病院自由選択プログラム
埼玉医科大学出身
埼玉医科大学病院を選んだ理由
自分が埼玉医科大学病院を研修先に選んだ理由としては大学病院としてだけでなく地域の病院としての責務を担う点です。大学病院としての先進的な医療を学べるだけでなく、地域でのCommonな疾患に関しても経験することができ、症例数も埼玉西部地区を担う病院であるために当院を選びました。また国際医療センターや総合医療センターなど関連する病院へのたすき掛けでの研修も魅力的でした。

埼玉医科大学病院での研修の感想
研修先毎に特色があると思いますが、興味のある診療科に関して最大3病院間で研修が積めることで疾患だけでなく将来像に関しても様々なパターンを知ることができたと思っております。また、上級医だけでなくチームの医師、講師以上の先生方にも相談がしやすい環境というのも当院での研修において一つ有益なポイントではないでしょうか。学会発表なども経験する機会が多いと思います。

将来の目標を教えてください
自分は将来的には地域医療に従事しようと考えております。その中で総合的に内科を見つつ、スペシャリティを獲得して地域に貢献できる医師になりたいと考えております。脳卒中や認知症など神経内科領域の疾患に興味があるため、地域内での予防、早期発見、急性期以後の慢性期まで診療のできる医師になれたらいいなと考えております。
医学生へのメッセージ
ここ数年内部生だけでなく外部の研修医の先生も増えてきており、大学病院の中では多様性に富むメンバーでの研鑽が積める病院ではないかと思っています。また研修先も大学系列3病院のみならず、五島列島や宮古島での地域医療研修、総合医育成広域連携病院自由選択プログラムであれば提携している他の大学病院での研修が可能です。将来的な医師像を見据えつつ様々な先生から指導していただける環境はあまりないと思います。
ぜひ一度見学に来てみていただけると研修医の雰囲気もわかるのではないでしょうか!
ぜひ一度見学に来てみていただけると研修医の雰囲気もわかるのではないでしょうか!
研修医の1日
8:30 | 病棟回診
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担当患者の身体所見を取りつつ変わりがないかなどを確認して行きます。夜間の様子などを事前にカルテで見ておくと◎ |
9:30 | 病棟業務
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上級医と相談しながら患者さんの状態を加味しつつ、治療方針に関してディスカッションを行います。また必要に応じて画像や血液検査のオーダーなども行います。時には腰椎穿刺や中心静脈カテーテル挿入などの手技を行います。 |
12:00 | 昼食 | 上級医と食べることもあれば、同期と食べることもあります。 |
13:00 | 教授回診 | 入院中の患者さんに関して意見をいただきつつ、診断や疾患に関して深く学ぶことができます。ミニプレゼンテーションなどの練習にもなります。 |
16:00 | 抄読会・カンファレンス | 上級医の症例報告や論文抄読など、最新の知識を得られると思います。 |
18:00 | おおよそ終業 | 他にも救急患者対応や新入院の方の病歴聴取や身体所見聴取、入退院に関する書類や面談への同席、処置など診療科それぞれに特色があります。 |