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- インタビュー09

研修医の 本音白書

I先生
3病院自由選択プログラム
鳥取大学出身
埼玉医科大学病院を選んだ理由
埼玉医科大学病院の特色である3病院自由選択プログラムでは、埼玉医科大学病院・埼玉医科大学総合医療センター・埼玉医科大学国際医療センターの3病院中から自由に診療科を選べるので、将来の目標に合わせて研修ができるということに魅力を感じました。また、自分は内科志望であるため、内科系の救急疾患が集まりやすい埼玉医科大学病院を選択しました。

埼玉医科大学病院での病院見学の感想
研修医の先生同士、和気あいあいとしながらも、仕事に関してはとてもまじめに取り組んでいる姿が印象的でした。手技に取り組むときの真剣な顔つきや研修医の先生同士の仕事に関する話し合いを見て、自分も早く研修医になって、先輩たちと一緒に働きたいと思い、埼玉医科大学病院で研修したいという気持ちがさらに強まりました。

埼玉医科大学病院での研修の感想
研修のなかで、特に勉強になると実感したのが、救急当直です。埼玉医科大学病院の救急当直では、初期対応を研修医が担うため、身体診察・検査のオーダー・アセスメントなどを自分で行うことができ、臨床推論能力が鍛えられます。また研修医1年目では、必ず研修医2年目の先生と一緒に当直するので、わからないことや不安なことがあれば、気軽に相談できます。上級医の先生からは適切なフィードバックをもらえるため、自分の診断に何が足りなかったのか、学ぶべきポイントが明確になり、とても勉強になります。
将来の目標を教えてください
初期研修では特に自分で考える力を身に着けたいと考えています。研修終了後は、内科専門医取得を目指して、専攻医の仕事を頑張っていきたいです。また、コロナ禍において、集団の疾病予防の重要性を実感したため、将来的には国内/海外留学や大学院などで見分を広めながら、公衆衛生の分野の仕事にも携わることができたらと考えています。
医学生へのメッセージ
埼玉医科大学病院のプログラムは自由度が高いため、将来の進路がすでに決まっているという方はもちろんのこと、もっと色々な科を見てから決めたいという方にもお勧めできます。また、他大学出身の先生方も多くおられ、お互いに切磋琢磨しながら、日々充実した研修生活を送っているので、他大学から来られる方もウェルカムです。興味をもっていただいた方は、ぜひ一度、埼玉医科大学病院に見学にいらしてください。
研修医の1日
8:00 |
新患カンファレンス |
前の週に入院した患者さんについて、プレゼンを行う。 |
9:30 | 回診 |
指導医の先生と一緒に、担当患者さんを回診する。 |
10:00 | 病棟業務 | 採血、骨髄穿刺、検査オーダー、カルテ記載などを行う。 |
12:00 | お昼休憩 | |
13:00 | 教授回診 | 科全体で入院患者さん全員を回診し、教授に問題点をプレゼンし、相談を行う。 |
14:00 | 病棟業務・救急外来 | 午前中と同じように病棟業務を行う。 また、救急外来に神経疾患の患者さんが来た場合、指導医の先生とともに診察・治療を行う。 |
16:00 | 症例検討会 | 科の先生方が経験した症例について、研修医も交えてディスカッションを行う。 |