平成20年までは毛呂山町の基本健診の受診率は15%程度と低迷していました。医療費は高騰し心疾患による死亡率は県内他の市町村よりも高い状況にあります。
今回、メタボ健診が始まるのをきっかけに、地域医学推進センターでは、特定保健指導によるメタボリックシンドロームの動脈硬化改善効果を調査することなどを通して、毛呂山町のメタボ健診受診率の向上と健康増進の動機付けを目的にして血管年齢測定を実施しています。
町民の皆様のご協力と職員の方々のご尽力で健診受診率は県内有数の高い水準を維持しています。平成28年度には、飯能市、日高市とも連携して取り組む予定です。
2007年より感染症GISシステムを運用し、埼玉医大近隣の坂戸市、鶴ヶ島市、毛呂山町、越生町の各公立小中学校における学校感染症による出席停止数をwebで登録していただき、タイムリーに流行を把握するとともに、週1回週報を発行し、小中学校区での感染症予防対策に寄与することを目的に連携をしています。
埼玉県の各市町村が実施したがん検診の結果を各市町村データごとに集計解析し、埼玉県のがん検診精度管理に関する現状把握を行い、がん対策に寄与するために委託事業に取り組んでいます。
埼玉県内の義務教育での性教育をレベルアップするため、平成20年に熊谷で立ち上がった「彩の国思春期研究会」の西部支部を平成27年4月に立ち上げました。
埼玉医科大学医学生や埼玉医科大学短期大学助産師専攻学生、女子栄養大学の学生サークルたんぽぽの学生と共に、近隣の養護教諭、助産師、産婦人科医師などが月に一度集まり、勉強会を開催しています。この会の中で大学生が主体となり、ピアカウンセラーとしての活動を平成28年1月より開始しています。
本センター教員で産婦人科医の高橋医師の講演会に同行し、大学生目線でのメッセージを中学生、高校生に届けています。
埼玉県の保健医療福祉をはじめとする様々な専門職、地域住民に今後求められる、地域住民の暮らしを支える連携力の育成に取り組んでいます。 (平成24年度文部科学省選定大学間連携共同教育推進事業)
彩の国連携力育成プロジェクトの活動の一環として行う研究です。埼玉医科大学、埼玉県立大学、城西大学、日本工業大学の4大学が共同して実施するIPW実習で、履修学生の学修成果を明らかにし、客観的ルーブリック評価の確立を目的とした研究です。
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