SMU 臨床工学部

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医療安全対策室

医療安全対策室

概要

当院は特定機能病院であり、高度な医療安全管理体制などを有するとして厚生労働省に承認されますが、その承認要件のひとつに「医師・看護師・薬剤師を専従配置すること」と掲げられています。まだ臨床工学技士の専従は必須ではありませんが、当院では2017年に臨床工学技士を専従配置し、医療安全管理業務に深く携わっています。医療安全管理部門への臨床工学技士の専従配置は全国でも珍しく、まだ黎明期にあると思われます。しかし、臨床工学技士が積極的に医療安全管理業務に関わることで、より質の高い安全な医療の提供に貢献しています。

業務内容

医療安全で最も重要なことは他者とのコミュケーションですが、臨床工学技士の業務は他職種との連携・調整作業が多く、まさに医療安全に求められるスキルとマッチングして います。また、インシデントの分析と改善策の立案には論理的な思考が重要であり、そういった視点を持つ臨床工学技士の能力を発揮しています。
臨床工学技士だからといって、医療機器の安全管理業務だけを行う訳ではありません。以下に示す通り、転倒転落防止やアレルギー対応、誤薬防止など、職種によらず医療安全 対策の構築に臨んでいます。
・インシデントレポートの確認、分析
・インシデント事例に対する改善策の立案
・医療安全マニュアルの再考、ルール変更に伴う調整作業
・医療安全巡回による情報収集
・医療安全管理研修の実施
・現場の医療安全業務サポート
・医療安全関連委員会の事務局業務
・相談、問い合わせ対応

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