創立50周年記念寄付のお願い 本文へジャンプ
寄付金募集趣意書


                寄 付 金 募 集 趣 意 書


 学校法人埼玉医科大学は「生命への深い愛情と理解と奉仕に生きるすぐれた実地臨床医家の育成」を建学の理念に掲げ、1972(昭和47)年に埼玉県内唯一の医科大学として開学し、2022(平成34)年に創立50周年を迎えます。

 本学は「限りなき愛」を基本理念に、創立以来、教育・研究・診療のそれぞれの分野で実績を積み重ねてまいりました。医学部からはすでに3,700名を超える医師を輩出しており、埼玉県内はもとより全国で活躍しております。また2006(平成18)年に開設した保健医療学部、加えて短期大学及び附属看護専門学校の卒業生は、専門職として各地で活躍しております。地域の医療を支える診療では毛呂山キャンパスの埼玉医科大学病院に加え、1985(昭和60)年に総合医療センター(川越キャンパス)を、2007(平成19)年に国際医療センター(日高キャンパス)を開設し、それぞれの病院の特性を生かしつつ、他の医療機関とも連携しながら埼玉県の医療の中核としての役割を果たしてまいりました。

 近年、我が国には少子高齢化の急激な進行、社会保障費の増加等の大きな波が押し寄せ、その対応を迫られています。本学におきましても、それらの変化への対応に加え医療技術の絶え間ない革新、あるいは開学以来40年以上を経過しての教育、研究、診療施設の老朽化への対応など対処すべき課題が数多くあります。そのような中で本学は創立50周年を迎える平成34年度を目標年度とする第4次長期総合計画「飛翔」を策定し、喫緊の課題に対応する一方、長期的な視点に立って “Your Happiness Is Our Happiness”を合言葉に、教育・研究・診療の質をさらに向上し、国際化を推進していくこととしております。

 この第4次長計「飛翔」で掲げた諸目標を実現するために計画しております、教育実習棟の建設を始めとする教育研究施設・設備の充実を中心とした3キャンパス整備事業を実施することとしております。
本学といたしましては、経費の節減など自助努力に努め、安定した財務基盤の維持を図りながら計画を進めておりますが、キャンパス整備は多額の資金を要する事業となることから、本学の教職員はもとより、卒業生、在学生の父母、退職された教職員や厚志の方々、また、企業の皆様方にご助力をお願いする次第でございます。現在の厳しい社会・経済情勢のもとでのお願いで誠に恐縮ではございますが、創立50周年記念事業としてのキャンパス整備についてご理解をいただき格別なご支援を賜りたく重ねてお願い申し上げます。


                           平成28年10月      学校法人 埼玉医科大学
                                          理  事  長 丸 木 清 之
                                          募金委員長 吉 本 信 雄