Q1. 整形外科に少し興味がある程度でも、見学に行ってよいですか?
もちろん大歓迎です。
整形外科に進むかどうか決めていない段階でも、実際の診療や手術、医局の雰囲気を見ていただくことで、将来を考えるきっかけになると思います。
「少し話を聞いてみたい」「手術を見てみたい」という段階でも、ぜひ気軽にご連絡ください。
Q2. 手先があまり器用ではないのですが、それでも整形外科の手術はできるようになりますか?
もちろん大丈夫です。
整形外科の手術では手先の器用さも大切ですが、それ以上に重要なのは、解剖を理解すること、術前にしっかり準備すること、基本手技を一つずつ丁寧に身につけることです。
最初から手術が上手な人ばかりではありません。縫合、展開、骨折の整復、インプラントの扱いなど、基本から段階的に練習し、上級医の指導のもとで経験を積むことで、確実に成長していくことができます。
「器用かどうか」よりも、学び続ける姿勢や、患者さんのために丁寧に取り組む気持ちを大切にしています。
Q3. どのような専門分野を学べますか?
当科には、整形外科一般、外傷に加えて、リウマチ、脊椎、股関節、膝関節、肩関節、人工関節、手外科、スポーツ、小児整形、足の外科、骨粗鬆症、骨軟部腫瘍など、幅広い領域の専門診があります。
整形外科では多くの分野を学ぶことができますが、当科の特徴は、これらの領域をそれぞれ専門とする医師が在籍し、実際の専門診を通して学べることです。全国の大学病院の中でも、これだけ幅広い専門診を有していることは当科の大きな特徴の一つです。
早い段階からさまざまな専門領域に触れながら、自分に合った分野を見つけていくことができます。
Q4. 手術に関わる機会はありますか?
はい。
当科では、大学病院ならではの専門性の高い疾患に加えて、一般外傷も多く経験することができます。そのため、専攻医も診療チームの一員として、手術に関わりながら整形外科の基本手技を学んでいきます。
手術は患者さんの安全を最優先に、専門医資格を有する上級医の指導・監督のもとで行います。習熟度に応じて段階的に経験を積みながら、整形外科医として必要な手術手技を身につけていきます。
Q5. 関連病院での研修はありますか?
あります。
当科は大学病院でありながら一般外傷を学べることも特徴ですが、関連病院ではさらに幅広い整形外科診療を経験することができます。
まず大学病院で整形外科の基礎をしっかり身につけ、その後、関連病院で地域医療や一般外傷を含めた診療を学んでいきます。関連病院では一般外傷だけでなく、脊椎、スポーツ、人工関節手術なども経験することができます。
また、専攻医が研修する関連病院はすべて埼玉県内にあり、地域に根ざした研修を行えることも当科の特徴の一つです。
Q6. 入局後、専門分野はどのように決めていきますか?
当科には幅広い専門領域があるため、入局後にさまざまな分野に触れながら、自分に合った専門を考えていくことができます。
整形外科専門医を取得した後、それぞれの専門領域に分かれていく先生が多いですが、その時点で専門がはっきり決まっていなくても問題ありません。実際に診療や手術を経験しながら、少しずつ方向性を決めていく先生もいます。
当科は決して人数の多い医局ではありませんが、その分、一人ひとりの希望を聞きながら、できる限りその先生に合った専門分野へ進めるよう、医局全体で相談しながらサポートしています。
Q7. 他大学出身でも入局できますか?
もちろん可能です。
当科は他大学出身の先生も多く在籍している医局です。
本学出身、他大学出身に関係なく、わけ隔てなく平等に教育を行っています。医局全体としても相談しやすい雰囲気を大切にしており、出身大学によって不利になることはありませんので、その点は安心してください。
Q8. 女性医師も働きやすい環境ですか?
はい。
当科には女性医師も多数在籍しており、整形外科専門医だけでなく、サブスペシャリティの専門医を取得して活躍している女性医師もいます。また、手術を積極的に行っている女性医師も在籍しています。
整形外科は体力的に大変というイメージを持たれることもありますが、当科では幅広い専門領域があり、それぞれの希望やライフステージに応じた働き方を相談しながら考えることができます。
出産、育児などのライフイベントについても、医局と相談しながらキャリアを継続できるよう、できる限り柔軟に対応しています。
Q9. 専門医取得までの流れを教えてください。
入局初年度は、基本的に大学病院で整形外科の基礎、病棟管理、手術の基本手技などをしっかり学んでいただきます。
その後は医局と相談しながら、多くの先生が関連病院で2〜3年程度研修を行い、大学病院とは異なる環境で幅広い整形外科診療を経験します。大学病院と関連病院の両方で学ぶことで、多様な症例を経験できることが当科の特徴です。
また、専攻医期間中には学会発表や論文執筆の基本も学びます。各専門分野の医師による専攻医向けクルズスも定期的に行っており、専門医取得に向けて着実に経験を積めるよう、医局全体でサポートしています。
Q10. 医局の雰囲気はどのような感じですか?
若手から上級医まで相談しやすく、診療や手術についても気兼ねなく質問できる雰囲気を大切にしています。
また、幅広い専門分野の先生が在籍しているため、進路や専門領域についても相談しやすい環境です。実際の医局の雰囲気は、見学の際にぜひ感じていただければと思います。
Q11. 若手のうちから手術や外来に関わる際の指導体制について教えてください。
当科では、早い段階から実際の診療に参加することを大切にしていますが、専攻医だけに診療を任せることはありません。
上級医と診療チームを組み、患者さんの安全を最優先に、本人の経験や習熟度に応じて段階的に手術や外来診療を経験していきます。
分からないことや不安なことは、その場で上級医に相談できる体制を整えています。積極的に診療を経験しながら、安心して成長できる研修を目指しています。
Q12. この研修を通して、どのような整形外科医を目指すことができますか?
知識や技術を身につけるだけでなく、自分で考え、患者さん一人ひとりに適切な診療を行える整形外科医を育てることを目標にしています。
指導の際には、単に答えを教えるだけではなく、上級医との質問や話し合いを通して、診断や治療方針の理由を自分で考えることを大切にしています。
患者さんに安心して診療を受けていただき、自分たちの家族の診療も任せたいと思えるような医師に成長してほしいと考えています。
Q13. 地域枠の医師の専門研修やキャリア形成について教えてください。
当科の関連施設には、地域医療を担いながら整形外科の専門研修を継続できる施設があります。
地域枠としての勤務と専門医研修をできる限り両立できるよう、本人の状況や希望を確認しながら、研修先やキャリアプランを相談していきます。
地域医療に貢献しながら、整形外科専門医の取得を目指せる環境づくりを進めています。
Q14. 学会発表や研究、海外での活動に挑戦する機会について教えてください。
まずは幅広い整形外科診療を身につけることを大切にしながら、希望する先生には、学会発表、論文作成、国際学会での発表、海外留学などに挑戦する機会があります。
研究経験の少ない先生にも、研究テーマの設定から学会発表、論文作成まで、上級医が段階的に指導します。
臨床をしっかり行えることを土台として、自分の興味のある分野を深く学び、国内外に発信できる医師を目指すことができます。